お客様の声
本日はお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします!
早速ですが、LINEミニアプリを導入したきっかけを教えていただけますか?
もともと、2001年の店舗オープン以来、ラーメンと一緒に焼肉メニューも取り扱ってきました。
今回、店舗の全面リニューアルを機に、新たに若年層やファミリー層をターゲットとした焼肉の食べ放題をスタートしました。その際、業務効率化を目的にモバイルオーダーシステムを導入することにしました。
LINE公式アカウントの開設と同時にLINEミニアプリを導入されたんですね。
数あるモバイルオーダーシステムの中から、ファンフォ株式会社が提供する次世代モバイルオーダーアプリ「funfo(ファンフォ)」を導入されたとのことですが、いかがでしたか?
お客さまは各テーブルに設置されたQRコードをスマホで読み込むだけで、すぐにLINEから注文ができるようになります。複雑なシステムやデバイスを準備する必要もなく、初期費用もかからず導入することができました。
他社のタブレット型のモバイルオーダーシステムは、導入にある程度の費用が必要という見積もりだったため、初期のコストを抑えられたのは助かりました。
導入する前に不安なことなどはございましたか?
初めてモバイルオーダーシステムを導入するとあって、導入前は「オペレーションが混乱するのではないか」「お客さまに利用してもらえるのか」などの不安もありましたが、すべて杞憂に終わりました。
特に混乱もなく、お客さまにご利用いただけたのですね。スムーズな運用が実現した理由はどこにあるのでしょうか。
funfoは、親切な設計も魅力の一つです。ホールスタッフは注文を取りに行く必要がなく、モニターに映し出されるオーダーを見て料理を運ぶだけなので、新人のスタッフでもすぐに戦力になりました。
また、お客さまも操作は普段から使い慣れたLINEということで拒否反応はなく、8割以上がLINEで注文してくれます。導入から運用まで想像以上にスムーズだったので、正直、拍子抜けという感じでした。
スタッフの業務効率化だけでなく、お客様の注文もより手軽に行えるようになったのですね。
以前はデジタルツールによる情報発信を積極的に行われていなかったと伺いました。特にそのような企業様だと最初の難関である「友だち集め」に苦労されている印象があるのですが、御社の場合友だちは問題なく集まったのでしょうか?
モバイルオーダー用のQRコードを読み込むとLINE公式アカウントの友だち追加が案内される仕組みのため、着実に友だち数が増えています。運用開始から約3カ月で2,100人(2022年6月末時点)を突破しました。地方の飲食店では、なかなかの人数ではないかと自負しています。
順調に友だち数が増えているんですね!
では、配信の内容では何か工夫していらっしゃることはありますか?
メッセージ配信の内容は、無料サービスや割引などのユーザーにとってお得な情報が中心です。中でも、通常550円の生ビール(中ジョッキ)を1日限定で190円の特別価格で販売するキャンペーン情報を配信した際には、大きな反響がありました。
限定のクーポンや割引などのお得な情報はお客様に喜ばれやすいですよね。
また、モバイルオーダーシステムで追加してくれた友だちは、ブロック率が低いのも特長です。実際に店舗を利用したことのあるユーザーであるため、利用頻度も高く、お店に対して親近感や安心感を抱いているからだと考えられます。実際、『九州筑豊ラーメン焼肉 山小屋宇佐店』のブロック率は、14.7%(2022年7月末時点)だといいます。
モバイルオーダーシステムとLINE公式アカウントの連携をうまく活用されているんですね。かなりLINE公式アカウントを順調にご活用いただいている印象ですが、今後の展望はございますか?
配信したメッセージが、ちゃんとお客さまに届いているという実感があります。現在は私が内容やタイミングを考えて配信していますが、今後、LINE公式アカウントを導入する店舗が増えてくれば運用は各店舗のスタッフに任せ、リピーターを獲得するための情報発信ツールとして活用していってほしいと考えています。
2022年5月、『九州筑豊ラーメン山小屋 フジグラン野市店』(高知県野市町)のリニューアルでも、同様にモバイルオーダーシステムを導入したとお伺いしましたが、導入のきっかけや実際の効果について伺えますでしょうか?
同店はテーブルが10卓以上ある店舗のため、システム導入による業務効率の改善効果が高いと判断しました。実際、導入後はホールスタッフが注文を取りに行く手間を省くことができ、お客さまの回転率も上昇しました。
最近ではお客さまもモバイルオーダーによる注文に慣れてきていて、来店から数分で料理を提供できることもあります。
モバイルオーダーシステムで注文が完結するため、季節ごとに紙のメニュー表を作成するコストも削減されました。また、業務効率化だけでなく、オーダーミス防止にも効果を発揮しています。
友だち数の増加だけでなく、業務においても効果を感じていらっしゃるんですね。
新人スタッフの場合、お客さまの言葉をちゃんと聞き取れなかったり、メニュー名や略称を理解していなかったりなどが原因で、注文を間違えてしまうことが頻繁にあります。
しかし、モバイルオーダーシステム導入後、類似のミスは発生しなくなりました。ちょうど、『やまじろう』というラーメンを販売開始したばかりのタイミングだったのですが、複雑なトッピングや要望もお客さま自身がスマホで注文できるため助かりました。
新しく入ったスタッフさんでもミスなく運営ができているということでしょうか?
そうですね。導入後は新人スタッフの教育時間も短縮されました。新人教育で特に重要なのは“レジ打ち”で、金銭のやりとりで間違いがあってはならないため、通常は時間をかけて練習します。
しかし、funfoは注文履歴をもとに自動的に支払金額を算出してくれるため、細かな教育は必要なく、店舗全体の会計ミスも減少しています。
最後に、今後LINE公式アカウントやLINEミニアプリをどのように活用していきたいかお聞かせください。
LINE公式アカウントやLINEミニアプリの導入判断は、FC店の各オーナーさんに任せていますが、個人的には積極的に導入を検討してほしいと思っています。費用対効果が高いのは間違いないですし、LINE公式アカウントを顧客ロイヤリティー醸成のためのコミュニケーションツールとして活用してもらいたい。本部の営業責任者として、LINEの有効な活用方法を今後も考えていきたいと思います。
本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
※引用元:https://www.linebiz.com/jp/case-study/ys-food/
※出典元:LINE for Business
関連する導入実績 飲食店