LINE公式アカウントの既存機能をフルに活用した店舗集客
導入事例
1業態目はファミリーレストランの業態での取り組みになります。お子様連れのお客様が多く、LINE公式アカウントのユーザーは20~30代の女性がボリュームゾーンを占めております。友だち数も多く集まっており開封率も悪くはありませんでしたが、クリック率など配信に対する反応で効果が見えていないという悩みをお持ちでした。飲食店様のアカウントでよくご相談いただくお悩みでした。確かに配信をすることでお客様に情報をお届けすることは大切ですが、配信した内容によって何かしらの効果を出すということでアカウント運用のモチベーションにつながります。さらには継続的なコミュニケーションが取れ、その後の効果にもつながってきます。そのため配信をクリックしてくれるアクティブなユーザーの獲得が必要です。
そのアクティブユーザー獲得のため、弊社からはまず抽選クーポンの配信施策をご提案しました。この施策の目的は、ユーザーに行動を起こしてもらいやすい環境を作り出し、クーポン使用を目的にした来店数の上昇を促すことです。これまでの配信ではクリック率が低くアクティブなユーザーが少なかったという課題がありましたが、抽選クーポンを利用することでよりアクションを起こしやすい環境が整えられます。さらに抽選クーポンを利用することでユーザーが参加しやすい環境が整えられ、クリック率の向上だけでなく実際の来店数の増加にもつながることが期待されます。
2業態目は居酒屋業態のアカウントになります。LINE公式アカウントを開設して数年経っているアカウントになります。このアカウントでもLINE公式アカウントの効果を実感できていなかったため下記のような提案を行いました。 LINE公式アカウントからの来店数を増やすためには、多くのお友だちを集めることが必要であるため、店内告知の見直しや登録時のサービスを見直すことを提案しました。具体的には、友だち登録の特典としてランチタイムやディナータイムでもお客様にとってメリットのあるサービスを検討し、実施することです。
この提案内容の背景には、店舗スタッフがLINE公式アカウントの運用にやる気を失っていたことがあり、まずはLINEを通じて来店してくれる顧客を増やすことで効果のある販促ツールであることを実感してもらう必要がありました。そして、オーディエンスボリュームが増えることで配信を見たときの来店率が変わらなければ来店数を増やすことができます。そのため、まずはオーディエンスボリュームを確保して検証を行う必要があります。
【レストラン業態での結果】 抽選クーポンの施策により、アクティブなユーザーを獲得することに成功しました。クーポンの配信に対する興味が高まり、クリック率はこれまでの7倍に達しました。当選者の多くが来店し、クーポン配信後の情報配信などでも2~3倍のクリック率を達成する配信もあり、効果が持続していることがわかりました。抽選する楽しみを提供することで多くの人が参加し、その結果顧客数の増加につながったといえます。
【居酒屋業態での結果】 友だち数増加によりスタッフさん方のモチベーションも高まりました。配信回数も増加しており、今後の来店数の上昇が期待できます。また、友だち登録特典として設定したクーポンを使用した顧客が増加したことにより、一人当たりの単価も上昇していると聞いております。クーポンを活用することでより多くの商品やサービスを利用してもらえるようになり、収益アップに繋がったと考えられます。今後も更なる顧客獲得や売り上げアップを目指した施策が期待されており、同じ業態の他店舗にも運用方法を展開して行く予定となっております。
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飲食店様の運用の悩みで多く耳にするアクティブなユーザーを増やしていきたいということとスタッフさん方のモチベーションを維持するといった問題に対するご提案をしました。施策によってうまくいっていることも多くありますが、今回の企業様でも担当者様の社内への献身的な呼びかけや提案が身を結んだ結果だと思います。LINE公式アカウントは継続的なコミュニケーションによって結果が出てくることになりますので地道なところでの頑張りが必要になってきます。その時に結果を数値化して評価できる指標を準備することはとても大切になります。