LINE公式アカウントの既存機能をフルに活用した店舗集客
都内を中心に20店舗ほど構えるカフェ業態の飲食店様
導入事例
昨今、飲食業界のDX化がかなりのスピードで進んでおりますが、コロナ禍以前はデジタルを活用した施策を実施されている企業は少なかったかと思います。
今回ご紹介いたします焼肉チェーン様でも、コロナ禍以前はDX化が遅れており顧客との接点が十分に作れていない状態にありました。初めてお話しした時にはアプリのリリースに向けて動いているとのことでしたが、アプリはリリースまでに時間がかかるため、導入まで時間がかからないLINEのご活用をご提案いたしました。またアプリのリリースとともに、LINEからアプリへの導線づくりをしたいというクライアント様のニーズにも、ライトなユーザーから顧客を育てることのできるLINE公式アカウントは対応しておりました。
「LINEで予約」をご活用いただく場合、どれだけアクティブなユーザーを増やしていけるかが予約数につながってきます。そのためパルディアでは、出来るだけ多くのユーザーにアカウントへ訪問していただけるような施策も含めてご提案しております。アクティブなユーザーを増やすために必要なことは「自分事化」できる配信内容です。季節ごとの催事に合わせた配信や、配信の送り分けなどがよく使われる配信方法です。
それに加えてお客様が参加できる企画を配信していくことで、ユーザーをよりアクティブにしていきます。中でも今回ご提案したのは「抽選機能付きクーポン配信」です。クーポン作成の際、抽選機能をオンにすることで使用可能になります。これまでただ送っていただけのクーポンに抽選機能をつけることでユーザーにとって施策が「自分事化」され、参加しているという認識が高まります。
しかし「来店促進」を目的とした場合には、当選者を少数に絞り込んでしまうと施策が来店には繋がらずアクティブユーザーの囲い込みまでは成功と言えません。そのため、当選確率を99％にすることで多くの方にアプローチしながら、見え方としては「特別感がある」「参加しているからもらえる特典」となり、ユーザーがアクションを起こしやすくなるケースが多くあります。
今回の提案については2つの効果が出ております。 まず1つ目にクーポンの使用率上昇です。今回の施策ではこれまでバラマキで配っていたクーポンと全く同じ内容のものを、抽選式のクーポンに変更をしました。既存のユーザーからすれば、「これまで誰でも受け取れていたクーポンが、抽選に当たらなくては受け取れないクーポンに変わった」という見え方になります。見え方としてはあまりよくはないので結果を心配しておりましたが、抽選式のクーポンはこれまで配信してきた配信の2倍以上の使用率となっております。
正直な話をするとこの結果には提案した私自身が一番驚いています。ただ、この結果が抽選式クーポンの効果を表しております。これまで何となく送られてきていたクーポンからユーザー参加型のクーポンにすることによって取得出来たクーポンが「自分事化」され、アクティブなユーザーが増加したのです。
2つ目の効果は「LINEで予約」からの予約増加です。アクティブなユーザーを増やすことができたため自然と予約数も増えてきております。「LINEで予約」のメリットは予約数が欲しいタイミングに予約を促し獲得することができる点です。配信の次の日や配信後の週末は予約数が上がりやすくなっており、週末の予約が入りやすいタイミングではもちろんのこと閑散期に合わせた予約を促す施策としても活用が可能となります。
今回の事例企業ではDXの一環として取り組み始めたLINE公式アカウントの施策ですが、結果的に顧客とのタッチポイントを増やす結果にいたっており、予約導線の確保にもつながっております。今後はアプリへの導線づくりをすることによって、ロイヤルカスタマーへの育成をLINEから狙っていければと思います。
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100店舗を超える大型チェーンの事例です。管理の面ではグループ機能をうまくご活用いただき、日々配信していただいております。LINEは”配信が届くツール”から”LINEの中でいろいろと済んでしまう便利ツール”という認識に変わりつつあります。その中でLINEから予約ができる「LINEで予約」は第一ステップとして手をつけやすいかと思います。「LINEで予約」をご活用の際には、導入後のアクティブユーザーを増やすための友だち育成が重要です。導入のご相談はもちろん、導入後のお悩みについても弊社までお気軽にご相談ください。
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