LINEまるわかりブログ
2026年10月1日から、LINE公式アカウントの追加メッセージの料金が変わりました。
「うちは関係あるの?」「いくら増えるの?」と気になっている運用担当の方に向けて、変わった内容、影響を受けるアカウントの見分け方、費用の目安、配信コストを抑える見直し方をまとめました。
この記事のポイント
変わったのは、スタンダードプランの「追加メッセージ」の単価です。月額の固定費と、プランごとの無料メッセージ通数は変わっていません。
追加メッセージの単価(税別・1通あたり)
| 追加メッセージの通数(月) | 改定前(〜2026年9月30日) | 改定後(2026年10月1日〜) |
|---|---|---|
| 〜5万通 | 3円 | 3円 |
| 5万通超〜10万通 | 2.8円 | 3円 |
| 10万通超〜20万通 | 2.6円 | 3円 |
| 20万通超 | 2.6円 | 2.5円 |
改定前は、送る通数が増えるほど単価が下がる仕組みでした。改定後は20万通まで一律3円になり、20万通を超えた分だけ2.5円になります。
あわせて、上限の引き上げを申請した場合に送れる追加メッセージの最大値も、359万通に変わっています。
出典:LINE公式アカウント 追加メッセージ料金改定のお知らせ(LINEヤフー for Business)/料金プラン
追加メッセージを送れるのはスタンダードプランだけです。コミュニケーションプランとライトプランは、無料通数を超えて送ることができないので、今回の改定の影響はありません。
| プラン | 月額(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通 | 送れない |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 送れない |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 送れる(今回の改定の対象) |
スタンダードプランでも、追加メッセージが月5万通までなら金額は変わりません。改定前も改定後も1通3円だからです。
ここで注意したいのは、「追加メッセージ」は無料の3万通を超えた分だという点です。友だちに送った総数が8万通なら、追加メッセージは5万通になります。
通数は「送った人数 × 配信回数」で数えます。たとえばブロックしている人を除いた友だち2万人に週1回(月4回)送ると、月8万通です。
管理画面(LINE Official Account Manager)の「設定」→「利用と請求」→「ダッシュボード」で、メッセージの利用状況を確認できます。
見るのは先月1か月分の追加メッセージの通数です。季節のキャンペーンで配信が増える月があるなら、多い月の数字でも確かめておくと安心です。
| 追加メッセージ(月) | 改定前(月) | 改定後(月) | 差(月) | 差(年) |
|---|---|---|---|---|
| 5万通 | 150,000円 | 150,000円 | ±0 | ±0 |
| 10万通 | 290,000円 | 300,000円 | +10,000円 | +120,000円 |
| 20万通 | 550,000円 | 600,000円 | +50,000円 | +600,000円 |
| 30万通 | 810,000円 | 850,000円 | +40,000円 | +480,000円 |
※税別。追加メッセージ分のみで、月額固定費15,000円は含みません。
いちばん増えるのは20万通前後で、それより多くなると差は少しずつ縮みます。追加メッセージが月70万通を超える規模になると、改定後のほうが安くなります。
| 友だち数 × 配信回数 | 月の配信通数 | うち追加メッセージ | 差(月) | 差(年) |
|---|---|---|---|---|
| 2万人 × 月4回 | 8万通 | 5万通 | ±0 | ±0 |
| 5万人 × 月4回 | 20万通 | 17万通 | +38,000円 | +456,000円 |
| 10万人 × 月4回 | 40万通 | 37万通 | +33,000円 | +396,000円 |
友だち5万人のアカウントが週1回配信を続けると、年間で約46万円の負担増になります。店舗ごとのアカウントでも、1つのアカウントで追加メッセージが5万通を超えていれば、同じように費用が増えます。
単価はこちらでは変えられませんので、変えられるのは配信通数ですよね。
NYXでは、見直しを次の順番で進めることをおすすめしています。①は設定を確かめるだけなので今日できて、想定外の請求も防げます。②も一度設定すれば、あとは通数が増えません。③と④は配信の設計や社内のルールづくりが必要になるので、腰を据えて取り組むところです。
アカウントの持ち方は、友だち数によってどちらが安いかが逆になります。50店舗のチェーンで、NYXが今の料金で試算した例です。
| 友だち数(1店舗あたり) | ブランドで1つ | 50店舗に分ける |
|---|---|---|
| 10万人(2,000人) | 104万円 | 75万円(スタンダードプラン×50) |
| 2万人(400人) | 16.5万円 | 25万円(ライトプラン×50) |
※NYX試算。月額(税別・固定費込み)。ブロックしている人を除いた友だちが各店舗に均等にいて、月4回配信する前提です
友だちが多いブランドは分けたほうが安く、少ないブランドはまとめたほうが安くなります。ただ、店舗ごとに分けることには費用以外のよさもあります。
費用と運用のしやすさの両方から、自社に合う持ち方を選んでください。
あいさつメッセージ、応答メッセージ、LINEチャットの送受信は、通数にカウントされません。
友だち追加の直後に伝えたいことは、あいさつメッセージにまとめておけます。「営業時間」「予約」などよく聞かれることは、応答メッセージで自動で返せます。リッチメニューをタップすると応答メッセージが返ってくるようにしておけば、一斉配信で送っていた営業時間やメニューの案内も、配信しなくて済みます。個別の問い合わせは、1対1のLINEチャットで受けてください。
なお、ステップ配信(友だち追加からの日数などで自動で送る配信)は通数にカウントされます。自動で送る配信にも費用がかかるので注意してください。
配信の頻度は、週1回・月3〜4回を目安に決めておくと、思いつきの配信が減り、通数の見通しも立ちます。LINEヤフー社の調査では、月3〜4回の配信のほうが、月1〜2回よりブロック率が低い傾向が出ています(2021〜2022年のデータ)。
1回の配信は、3吹き出しまでで1通です。同じ内容を何回かに分けて送ると、その回数分だけ通数が増えるので、伝えたいことは1回にまとめます。
店舗ごとに配信している場合は、店舗が作った配信を本部が確認してから送る流れにすると、配信のしすぎや重複を防げます。
あとは、配信ごとの開封率・クリック率を見て、費用をかけても反応が少ない配信を減らすか、中身を変えるかを決めていきます。
費用を下げたくてライトプランへの変更を考える方もいますが、おすすめしません。ライトプランは月5,000通までしか送れず、追加メッセージを買えないため、スタンダードプランで追加メッセージを送っているアカウントでは配信が止まってしまいます。
プランを変えるより先に、上の見直しで通数を減らせないかを確かめるのがおすすめです。
見直しのポイントは多く、どれから手を付けると効果が大きいかは、友だち数・店舗数・配信の目的によって変わります。ひとつずつ調べて判断するには時間もかかります。
NYXは、LINEヤフー社の認定パートナー「Store Promotion Partner」2026年度「Premier」として、これまでに累計9,500以上のアカウントの運用をサポートしてきました。サポート窓口プランは0円からご利用いただけ、配信コストを抑える設計のご相談にも対応しています(→ サポート内容)。
Q. 料金改定はいつからですか?
A. 2026年10月1日からです。
Q. コミュニケーションプラン(無料)やライトプランにも影響はありますか?
A. ありません。追加メッセージを送れるのはスタンダードプランだけで、改定の対象もスタンダードプランの追加メッセージです。
Q. 追加メッセージが5万通以下でも値上がりしますか?
A. しません。5万通までは改定前も改定後も1通3円です。
Q. 20万通を超えると安くなりますか?
A. 20万通を超えた分の単価は2.5円になりますが、20万通までが一律3円になったため、合計額は多くの場合で改定前より高くなります。改定後のほうが安くなるのは、追加メッセージが月70万通を超える場合です。
Q. 通数にカウントされないメッセージはありますか?
A. あいさつメッセージ、応答メッセージ、LINEチャットの送受信はカウントされません。一斉配信、絞り込み配信、ステップ配信はカウントされます。