LINEまるわかりブログ
本記事ではLINE公式アカウントの友だちの重要性や友だちを増やす方法についてご紹介しております。「友だち数が思うように増えない‥」というお悩みをお持ちの方や、これからLINE公式アカウントを始める方にぜひ見ていただきたい内容となっております。
LINE公式アカウントにおける「友だち」とは、LINE公式アカウントを追加してくれたユーザーのことを指し、企業や店舗はLINE公式アカウントを通じて、友だちに対して直接情報を届けることができます。LINE公式アカウントの友だちに対して下記のようなことが実施できます。
・メッセージ配信
・クーポン提供
・ショップカード発行
・LINEから予約
・お問合せ など
友だちの中でも「ターゲットリーチ」とは、実際にメッセージが配信される友だち数のことを言います。性別や年齢、地域で絞り込んだターゲティングメッセージの配信先となる友だちの母数です。ブロック中や属性が不明、絞り込みの対象外となるアカウントを引いた数となります。
友だちになるユーザーは、基本的にそのサービスや商品・店舗についてすでに認知している、もしくは利用・来店したことがあるケースが多く、下図のように行動喚起につながりやすいという特徴があります。
そのため、一人でも多くのユーザーに友だちになってもらうことで、「LINEで配信されたクーポンを使用するために来店した」「LINEの新商品情報配信を見てECサイトで購入した」というような消費者の行動を促すことができ、結果的に集客や売り上げの増加につなげることができます。
引用:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの友だちを増やすには?おすすめの方法5選」
さらに企業がLINEで友だちを集める理由は大きく分けて下記3つございます。
スマホユーザーが増え、コミュニケーションの主な手段がメールからSNSに変わりつつあります。SNSを通じて情報を積極的に受け取るユーザーが多くなりました。SNSのなかでもLINEは生活のインフラとなっており、アクティブなユーザーが他SNSに比べても圧倒的に多いという特徴があります。
上記の調査結果からも分かるように、メルマガよりLINE公式アカウントの方が開封率が高く、ユーザーに確実に情報を届けることができます。
このような結果を受けて、双方向のコミュニケーションをとることができるLINE公式アカウントを使用してお知らせする企業が増えております。
また、メルマガに比べて実際の購入につながりやすいという特徴がございます。
LINEにはクーポンやショップカードなどのユーザーの来店を促す機能があり、さらにリッチメニューに自社のECサイトの導線を引くこともできます。
\ 効果的なリッチメニューの活用方法 /
LINE公式アカウントには企業にとってもユーザーにとっても便利な機能が数多くあります。
例えば、「チャット機能」で消費者からのお問い合わせ受付をしたり、継続した「クーポン」の配信で来店促進、「ショップカード」でポイントを付与したりと機能を活用することでユーザーをリピーターへと育成することもできます。
では、LINEで友だちを増やすことによりどのようなメリットがあるでしょうか?
前述したようにLINE公式アカウントは基本的に、友だちに対しての情報発信がメインとなります。LINEは国内月間アクティブユーザー数が9,600万人を超えており(2023年12月末時点)、友だちを増やせば増やすほど多くの人に情報を届けることができます。
ここでLINEの特徴について簡単に記載します。
・日本人口の約7割が利用している
・ユーザーに性別・年齢・地域などの偏りがない
・高い普及率とアクティブ率によるリーチ力の高さ
・One to Oneコミュニケーションにより深く繋がれる
・リピーター獲得に適している
・業種や商材を問わず様々な企業・店舗で活用されている
・LINE内のサービスが豊富
特定の属性(性別・年代・地域など)に分類した顧客にメッセージを配信する「セグメント配信」ができます。ユーザーの興味関心に合わせたメッセージ送信が可能となります。ただし、ターゲットリーチ数が少ないとセグメント配信できないことがあるため、注意が必要です。
セグメント配信の絞り込み機能として「属性で絞り込む」と「オーディエンスで絞り込む」に分けられます。
「属性で絞り込む」は、LINE公式アカウントに用意されている「友だち期間」「性別」「年齢」「OS」「エリア」の5つの属性で絞り込む方法です。有効な友だち数であるターゲットリーチ数が100人以上必要です。
「オーディエンスで絞り込む」は、「特定のリンクをクリックしたユーザー」や「過去の配信メッセージ開封したユーザー」などユーザーの行動で絞り込む方法です。
さらに詳しく絞り込んで配信をしたい場合はツールを導入する必要がございます。パルディアでは「CR SUPPORTER」というセグメント配信ができるツールを保有しておりますので、気になる方はご確認ください。
\ CRMもキャンペーンもこれひとつで! /
また、セグメント配信のメリットとして、下記2つがございます。
■ ブロックが回避できる
LINE公式アカウントは友だち追加が簡単な反面、ブロックも気軽にできてしまうため、ターゲットの属性や興味に合わせて配信することで、ブロック率低減につながります。
■ 配信通数が削減できる
料金プランの改定に伴い、配信数の上限が変化したことにより無駄な配信を減らすことが必要です。関係のないセグメントへの配信を省き、通数を減らすことが可能となります。
LINE公式アカウントの管理画面「オフィシャルアカウントマネージャー」より、友だち追加・ターゲットリーチ・ブロック・メッセージ開封率・クーポン利用率などの数値を確認することができます。友だち数が増えるとデータの母数が増え分析の精度が上がり、傾向が掴みやすくなります。
LINEはクローズドなSNSのため、拡散力に優れている媒体ではありませんが、友だちが増え店舗やブランドのファンになってもらえれば、他のユーザーに情報を拡散してもらえる可能性が高まります。新しい顧客を紹介してもらえるなど二次効果を得ることができます。
ここまでLINE公式アカウントにおける友だちの重要性や友だちを増やすメリットをご紹介してきました。では、どのようにして友だちを増やすことができるのでしょうか?友だちを増やす5つの方法をご紹介いたします。
実店舗がある場合に効果的な施策で、店頭にポップやポスターを掲示することでLINE公式アカウントの存在、友だちを募集していることを知らせることができます。
販促物の種類は、店頭ポスター・三角POP・ステッカー・ラミネートパネル・ショップカードがございます。店内に設置する場所を考慮して販促物を選びましょう。
例えば、飲食店の卓上に三角POPを置い希少品を待っている間に登録してもらうや、店内の入り口にステッカーを貼っておきLINE公式アカウントの存在を知ってもらうなどがあります。
また、実店舗での有効な施策として店頭スタッフがお客様へお声がけすることもございます。前述したLINE公式アカウントを告知するためのチラシやパンフレットなどの告知物を用意し、店舗スタッフが来店したユーザーに声をかけて友だち追加を促すことも有効です。
呼びかけの際には、「LINE友だち追加でその場でクーポンがもらえます」や「LINE友だち追加していていただくと一品無料でサービスします」などの友だち登録特典を用意しておくことで、登録を促しやすくなるでしょう。
WEBサイトと異なり、直接お客様にアナウンスができるというメリットがあるため、店舗がある場合はスタッフの声掛けを徹底して友だちを集めましょう。
スタッフからの声がけの際に必要な友だち追加時のインセンティブを用意しておきましょう。友だち追加をしてくれたユーザーに対して、その場でインセンティブを付与することで友だちになるメリットが分かりやすく明示できるため、友だち追加してもらいやすくなります。
また、弊社が実施した「キャンペーンに関する消費者意識と実態調査レポート2023」より、「企業のSNSに期待していること」を聞いたところ下記のような結果となりました。
Q. あなたが企業の SNSに期待していることをそれぞれすべてお知らせください
LINE公式アカウントに期待することとして「キャンペーン・クーポン・イベントなどの情報」が1位という結果になりました。他SNSに比べてLINE公式アカウントは消費者にとってお得な情報が求められているということが分かります。
管理画面「友だち追加ガイド」より、友だち追加ボタンやURL、二次元バーコードを発行できます。発行したボタンやURLをWEBサイトや他のSNS、メルマガに記載して活用している企業もいます。
引用:LINEキャンパス「友だちを増やす(友だち追加広告)」
LINE広告の広告配信機能「LINE広告(友だち追加)」を、LINE公式アカウントの管理画面から簡単に出稿できます。広告出稿費は発生しますが、効率的に友だちを増やすことができ、さらに今までアプローチできなかった新規のユーザーに友だち追加をしてもらえることが大きな強みです。
弊社でもLINE広告の運用も承っておりますので、効率よく友だちを増やしたい方はぜひご相談ください。
\ LINE広告でお悩みがある方 /
ただ友だちを増やすだけではお店やブランドの顧客になってもらうことはできません。
LINE公式アカウントの友だちを増やすことがゴールではなく、「集客」や「売上」などを目的として活用されている企業が多いのではないでしょうか。
友だち追加後も、友だち限定の特典やお得な情報を配信することが重要です。友だちでいることのメリットを感じてもらうことで、友だちから他のユーザーへ情報共有されたり、ブロック率の低下にもつながります。
LINE公式アカウントの運用はひとりで行う必要はありません。弊社のようなLINE公式アカウント正規代理店がLINE公式アカウントの運用をサポートいたします。
運用サポートの詳細が気になるという方・運用面で不安のある方は、是非お気軽にお問い合わせください!
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