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LINEクーポンで集客アップ!効果的な使い方・活用事例・設定方法を徹底解説

「LINEを使って集客をしたいけれど、何から始めればいいかわからない…」そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、“クーポン施策”です。

本記事では、LINE公式アカウントで特に効果的な「LINEクーポン」の活用方法について解説します。具体的な配信方法、成功事例、配信後の分析まで、初心者にもわかりやすく紹介します。

LINEのクーポン機能を活用するメリット

LINEのクーポン機能とは、LINE公式アカウントの機能のひとつで、友だち追加してくれたユーザーに向けて、デジタルクーポンを配信できる仕組みです。 ユーザーは利用時にスマートフォンでクーポン画面を提示するだけで、割引やプレゼントなどの特典を受け取ることができます。 クーポン機能を活用するメリットには下記のようなものがございます。

友だち追加を促すことができる

LINEのクーポンは、友だち追加特典としても効果的です。 あいさつメッセージにクーポンを設定しておけば、追加直後に特典を訴求することができ、「その場で使えるお得な特典がある」ことがユーザーの動機づけとなり、友だち追加のハードルを下げることにつながります。

来店を促すことができる

友だち限定のお得な情報として配信することで来店促進にも効果的です。 次回来店時に使えるクーポンや○○の日限定クーポン、誕生日特典など訴求を工夫することで来店機会を創出できます。

効果的なクーポンとは

効果的なクーポンを配信するために、下記ポイントをおさえましょう。

○○円引きと訴求すること

わかりやすくお得感のある「円」での値引きや、商品が無料でもらえるクーポンは利用率が高い傾向にあります。

LINE公式アカウントでの集客施策として手軽に導入できる「クーポン配信」ですが、より高い効果を得るにはクーポンの見せ方が重要です。 たとえば「○○%OFF」よりも「○○円引き」や「無料プレゼント」といった金額ベースの訴求の方が、お得感が伝わりやすく、クーポンの利用率が高い傾向にあります。 実際、パーセンテージ表記では「何円お得になるのか」が瞬時にイメージしにくく、特に5%・10%程度の割引では、消費税と同等またはそれ以下に感じられ、目を引くインパクトに欠けてしまうのが現実です。

ある店舗では、「3,000円以上の購入で300円引きクーポン」と「5,000円以上の購入で500円引きクーポン」の2種類を配信し、利用状況を比較しました。その結果、500円引きクーポンの方が、300円引きクーポンに比べて2倍以上の利用率を記録しました。 この結果から、割引額の大きさ=お得感の強さとして直感的に受け取られることがわかります。多少の条件があっても、見た目の金額が大きければ「得した気分」になりやすく、行動を促す効果が高まるといえるでしょう。

以上のことより、メッセージを受け取ったお客様が「お得だ!使わないと損だ!お店に行かなければ!」と思わずお店に足を運んでくださるような、クーポンの訴求内容をしっかりと考えることが必要です。

文字情報は必要最低限にすること

クリエイティブにおいても工夫が必要です。リッチメッセージやクーポン機能を使った配信でクーポンを付与する店舗が増えていますが、パッと見の印象として、何がもらえるのか?いくらお得になるのか?がすぐにわからないものはスルーされ利用が進みません。

割引額や特典内容を大きく目立たせ、配信の仕方も大きい画像でインパクトのあるリッチメッセージでの配信が効果的です。

またリッチメッセージの場合、メッセージ作成時にタイトルを設定する必要がありますが、ここも重要ポイントです。設定したタイトルはお客様へのプッシュ通知・トークリストに表示されます。そのため、タイトルはお客様がトークを開いて確認したくなる魅力的なものを設定することがポイントです。

クーポンの内容はもちろん、すぐに改善ができる見せ方の部分も工夫していくことが大切です。

成功店舗に学ぶ!LINEクーポンの活用事例8選

LINE公式アカウントのクーポン機能について概要とおさえておきたいポイントをご紹介しました。 ここからは、実際の配信事例をもとにポイントを解説いたします。

魚民(各店舗):カードタイプメッセージを活用した選択式クーポンで利用率アップ

複数の画像を並べて表示できる「カードタイプメッセージ」を活用した選べるクーポンの仕組みで、お客様が自分でお好きなクーポンを選択して利用できます。

クーポンが配信されても、お客様の好みに合った内容でなければ来店に結びつかないため、来店機会の損出を防ぐ工夫としてカードタイプメッセージの活用が効果的です。

GARB CENTRAL:悪天候でも来店を促す限定クーポン施策

客足が落ちる雨の日のみに使用できる限定のクーポンを配布しておりました。 外出の不便さや交通機関への影響により、雨の日は売上が落ち込む傾向にありますが、お客様に「雨の日だけどクーポンがあるから行ってみようかな」という来店の動機づけを促進することができます。

横浜家系ラーメン ○○大和家(各店舗):抽選式クーポンで利用率アップ

友だち追加特典として、「誰でも使用できるクーポン」と「抽選式」の2種類のクーポンを配信しておりました。

単純なバラマキではなく、「20人に1人当たる」のような当たり・はずれがある抽選式のクーポンは、当たれば嬉しく、使わないと損だ!という消費者心理から通常のクーポンよりも利用率が高くなる傾向にあります。

流れ鮨三代目おとわ(伏見店):週替わりクーポンで購買単価アップ

週に1回、特定商品の割引クーポンを配信しています。 定番の寿司ネタ以外のクーポンを配信することで、変わり種のネタやサイドメニューなどさまざまな種類のメニューを食べてもらうための機会を作り、購買単価の引き上げに繋がります。

小僧寿し 旭店:モバイルオーダーの利用率アップ

モバイルオーダーのみで使えるクーポンを配布しておりました。 お盆期間や敬老の日、年末年始など持ち帰り需要が高い日にクーポンを配布することで、モバイルオーダーでの注文が増え、混雑防止と調理量を把握できるようになります。 お客様にとっても、お得になるだけでなく受け取りを待たずに済むというメリットがあります。

LINE配信事例集
  • ✅ 業種別のLINE配信成功パターン
  • ✅ 他店舗の販促事例
  • ✅ 自店舗にあったLINE活用法がみつかる
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しずてつストア:何度でも使えるクーポンで複数来店を促進

期間中何度でも利用できるクーポンを配信しておりました。 “何度でも使えます!”と訴求することで、お客様の頭に残り期間中の複数来店を促すことができます。

また、リッチメッセージだけでなく、リッチメニューからも1タップで利用できるため、ユーザーは配信をさかのぼることなく利用できます。

ユニディ:アンケート回答者限定クーポンで消費者のニーズを把握

友だち追加と同時にアンケートに回答することでもらえるクーポンをリッチメニューに表示させています。リッチメニューをタップすると自動で「アンケート」と送信され、アンケート回答のメッセージが返ってきます。そこからアンケートに回答することでお買物券と題したクーポンをゲットすることができます。

企業側はお客様の属性や欲している情報をアンケートで取得することができ、お客様は簡単なアンケートに回答するだけでクーポンがもらえるという双方にメリットがある施策です。 アンケート回答後はリッチメニューが切り替わり、チラシやクーポン情報が確認できるようになっています。

グッディ:初めてクーポンを利用する方も安心な利用方法付き

こちらのアカウントではクーポンをカードタイプメッセージで配信しており、初めてLINEでクーポンを利用する方も戸惑うことなく安心して使うことができます。

クーポン利用にはLINEミニアプリの会員登録が必要なため、お客様の情報を取得する機会にもなります。

\ 必読!LINEミニアプリ完全ガイド /

記事を読む

3ステップでできるLINEクーポンの設定方法

クーポンは下記の3つの手順で設定できます。

STEP1:LINE official Account Managerへログインする

まずはLINE公式アカウントの管理画面である「LINE Official Account Manager」にログインします。 ログイン後、ホームタブの「ツール」から「クーポン」を選択し、「作成」をクリックすると、クーポン作成画面になります。

STEP2:クーポンを作成する

クーポン作成画面では「クーポン名」「有効期間」「写真」「利用ガイド」の4項目を設定します。

クーポン名はプッシュ通知で表示される文章のため、開封前にお客様が目にするテキストとなります。受け取るお客様にとって分かりやすく、タップしたくなるようなテキストにしましょう。実際の配信イメージが画面右側に表示されます。

STEP3:詳細を設定する

クーポンの大枠が完成したら詳細設定画面より、抽選の有無や使用可能回数、クーポンの種類などを設定します。設定が完了したら「保存」を押してクーポンが完成します。 クーポンが作成出来たらメッセージで配信したり、あいさつメッセージに追加するなどの配信設定に移りましょう。

OAMマニュアル
  • ✅ Official Account Managerの使い方
  • ✅ アカウント作成から各種設定方法
  • ✅ メッセージ配信など各種機能の使い方
✅ ダウンロードする

クーポン配信後にやるべきこと

クーポンを配信した後は、「どのくらいのユーザーに見てもらえたのか」「使用してもらえたのか」を知り、より良いクーポンを作成できるよう分析をしましょう。 こちらも先ほどのクーポン作成と同様にLINE Official Account Managerより数値の確認ができます。

クーポンの分析方法

「分析」タブから「クーポン」を選択します。今までに配信したクーポンが一覧で表示されます。 一覧から詳しく見たい配信を選択すると、細かいデータが表示されます。

各経路ごとの「開封ユーザー」「ページビュー」「獲得ユーザー」「使用ユーザー」が表示されます。 ここから実際に使われた数や割合を確認しましょう。

用語の確認

・開封ユーザー:トークルームを開封しクーポンの配信を見た友だち数
・ページビュー:クーポンをタップし表示された(開封された)数
・獲得ユーザー:クーポンに「獲得」のアクションをした友だち数
・使用ユーザー:クーポンを使った友だち数=使用済みになった数

分析結果の活用ポイント

クーポン利用=お店の利用を意味するため、実際に売上に繋がっているかどうかを確認できます。 ※実際の費用対効果は売上データと照らし合わせて頂くことが必要です。

そのため、分析の際には下記を確認するようにしましょう。
・メッセージの開封に対してクーポンが何件使用されたか
・ どんなクーポンの利用率が高いのか

利用数からの利益算出や、利用率の高いクーポン・配信内容を次回の配信に生かすことで効果的に売りに繋げることができます。

\ LINE公式アカウントですぐできる3つの分析方法を知りたい方 / 解説書を見る

クーポンミニアプリ「L-COUPON」

L-COUPONとは

ここまでLINEの既存機能であるクーポン機能の活用方法をご紹介しました。 しかし、既存機能を使用されていく中で下記のような課題はございませんでしたか?

・1回限りのクーポンは会計時に「消込」する必要があるため、店舗スタッフに負担 がかかる… ※「消込」を忘れてしまい、複数回利用 されてしまうことがある。

・「グループ」で抽選クーポンの一括設定ができない…。 また「あたり」か「はずれ」の1種類のみで、複数の「あたり」を設定することができない。 など

弊社ではクーポンの汎用性を高めLINEコミュニケーションをより楽しいものにしていく必要があると考え、4つの機能を追加し、より便利に使えるクーポンミニアプリ「L-COUPON」を開発いたしました。

L-COUPONの4つの機能

■ 詳細な抽選機能
LINE公式アカウントの既存機能では使用用途が絞られてしまうため、クーポンに楽しさと幅広い活用方法を可能にするための機能となります。既存のクーポン機能ではできない設定が複数あり、全アカウント一括設定が可能となります。

■ マイページ機能
一度配信したクーポンがトークルームに埋もれてしまうことや使用忘れが多くあるため、一覧で表示する機能を作成いたしました。クーポンが一覧で表示されるため、使用忘れの減少が見込めます。また、常にクーポン設定をすることで配信がなくてもトークルームへの訪問が生まれます。

■ 時限式クーポン
無人レジなどの導入によりクーポンが使用できなくなることや消込忘れなどの事象を防ぐため、使用後自動的に使用済みになる時限式クーポンとなっております。

■ 詳細な分析機能
既存機能の分析では期間中のクーポン使用数、使用率の数値のみでクーポンの効果分析がしっかりとできていない状況がお客様へのアンケートでも最も問題視されている項目となっておりました。 L-COUPONではクーポンの使用に関して「いつ・誰が・どこで・どのクーポンを使用したのか」というデータが取得可能となります。より詳細な分析により、LINEの効果を見える化することが可能です。また、ロイヤルティの高いユーザーの発見、管理にもつながります。

\ L-COUPONにご興味がございましたら、下記よりご相談ください! / L-COUPONの詳細を確認する

本記事では、LINEクーポンの基本から設定方法、成果を出すための事例まで詳しく解説しました。店舗やECの売上アップを狙うなら、まずは「使いやすく・お得に見える」クーポン配信から始めてみましょう。

– クーポンは「わかりやすい・使いやすい・お得感」がカギ
– 配信後の分析で次回施策の改善につなげる
– L-COUPONのようなツールで、より効率的な運用も可能

また、クーポン以外にもLINE公式アカウントの運用でお困りごとがございましたら、LINE公式アカウント正規代理店の弊社までお気軽にご相談ください!

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