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【LINE導入前に必読!】LINE公式アカウント開設前に実施すべき6つのこと

本記事ではLINE公式アカウント開設前に実施すべきことをご紹介しております。「LINE公式アカウント導入を考えているが何から手を付けたらいいか分からない…」「LINE公式アカウントの開設方法を知りたい…!」というお悩みをお持ちの方に是非見ていただきたい内容となっております。

 

1.LINE公式アカウントをビジネスで活用すべき理由

LINE公式アカウントとは企業や店舗向けの商業用のLINEのことです。
国内最大のコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、多くのユーザーに情報を直接届けることができ、39万を超える企業や店舗がアカウントを作成してビジネスに活用しています。(2022年8月時点)

LINEとLINE公式アカウントの違い

ではなぜ多くの企業がLINE公式アカウントを活用しているのでしょうか?
LINE公式アカウントを活用すべき理由は、LINEが下記のような特徴を持つためです。

 

①圧倒的なリーチ力

国内人口の70%以上が利用しているLINEは他のSNSと比べて、地域性やユーザーの年齢層に偏りがないため、幅広い方へ情報を届けることができます。

 

②情報伝達力が高い

LINEヤフー社の調査よりメッセージが届いてからすぐ配信を見る方は2割、その日中に配信を見る方が8割という結果があるように、ユーザーへ確実に情報を届けることができます。

 

③リピーター獲得に有効

LINE公式アカウントの友だちの多くはすでに店舗やサービスを認知している、または利用・来店したことがある既存顧客が多く、LINE公式アカウント活用が売上・収益拡大に繋がります。

 

 

2.LINE公式アカウント導入前にやるべきこと

LINEの特徴とLINE公式アカウントがビジネスに有効な理由が分かったところで、導入前に準備しておくべきことを説明いたします。代表的な下記6つの項目は押さえておきましょう。

①運用の目的を明確にする

まず目的を設定し、目的に合わせたKPIを設定しましょう。LINE公式アカウントには様々な機能があるため、目的を設定したうえで、それに応じた機能を活用することが重要となります。LINE公式アカウント運用を始める際によく設定される目標には下記のようなものがございます。

■ 新規顧客の獲得
クーポンなどのお得な特典を提供することで来店のきっかけづくりに

■ リピーター獲得
ショップカードやキャンペーンなどの販促実施でリピート促進

■ 既存顧客の満足度向上
長期的なコミュニケーションにより顧客との関係性を強化

■ デジタルでの情報提供
チラシやポイントカードなどアナログで提供していたものをデジタルに移行

■ お問い合わせ対応
LINEで予約や自動応答メッセージなどの活用で人手不足を解消

■ 他ツールへの導線確保
利用者数が多く開封率が高いLINEからECサイトや他SNSへの導線に

②どんな顧客に友だちになってほしいか考える

LINE公式アカウントにおいて最も重要である「友だち」になってほしいターゲットユーザーを考えておきましょう。友だちになるユーザーは下図のように行動喚起につながりやすいという特徴がございます。
友だちになってくれたユーザーへ最適な配信を行うためにも明確にターゲットを定めておきましょう。

③施策ごとの指標を設定する

LINE公式アカウント運用の目的以外に施策ごとの指標も考えておきましょう。LINE公式アカウントには下記のような多くの機能があるため、施策を実施する際にはどこを指標におくか決めておくことで実施後の改善に役立ちます。

例:友だち数 / メッセージの開封率 / クーポンの利用率 / など

④集客方法を検討する

友だち追加してもらうための導線をあらかじめ検討しておきましょう。下記の調査結果より友だち数が少ないアカウントほど運用停止になっている割合が多いことが分かります。運用停止という結果にならないためにも事前に友だち追加案内を行う媒体や集客方法を考えておきましょう。

引用:LINE公式アカウントの情報メディア「LINE公式アカウント調査:300アカウントの傾向と実態まとめ【2022年度版】」

⑤メッセージの配信頻度や時間を決める

メッセージを配信しても読んでもらえなければ意味がありません。適切な配信頻度は1つのアカウントで1週間に1度と言われております。配信頻度だけでなく、ユーザーに見てもらいやすい時間を狙ってメッセージを配信しましょう。

引用:LINEヤフー社「携帯電話に関するアンケート」 / ※調査機関:21/07/21~07/22 / n=2,060

⑥他SNSとの使い分けを考える

LINEは最も利用率が高いSNSですが、クローズドの環境にあるため拡散性に乏しかったり、一方的な情報提供のツールになってしまうなどのデメリットもございます。他のSNSとの連動や、媒体の特徴に合わせて使い分けることも考えておきましょう。
他のSNSとの連動施策には下記のようなものがございます。

【事例:リッチメニューに他SNS情報を提供】

リッチメニューに他のSNSやSNSで実施されているキャンペーン情報を設置しています。利用者が多いLINEで他SNSを紹介することで、幅広い情報をユーザーに届けることができます。

リッチメニューについて詳しく知りたい方

 

【事例:XでLINEキャンペーン告知】

拡散力の高いX上でLINEキャンペーンの告知をすることでキャンペーンやLINE公式アカウントの存在を知らせることができ、友だち数や参加者数増加に期待ができます。

3.アカウント開設から運用の流れ

導入前にやるべきことを終えたら、実際にLINE公式アカウントを開設します。LINE公式アカウントを効果的に運用するための全体の流れをご紹介します。

①LINE公式アカウントを開設する

「LINE for Business」から開設することができます。未承認と認証済みアカウントがございますが、企業や店舗の集客を目的とする場合は認証済みアカウントの活用がおすすめです。アカウント開設後は「LINE Official Account Manager」から管理・運用を行います。

認証済みアカウントの開設をおすすめする理由は下記のとおりです。

■ LINEアプリ内での検索結果に表示される
認証済みアカウントのみ検索結果に表示されるため、友だちを集めやすくなります。

■ アカウントに対する顧客の信頼性が高まる
LINEヤフー社の審査が通っているという安心感からユーザーの安心感が高まります。

※認証までの審査期間は10日程を見ておきましょう

②友だちを集める

アカウントを開設したあとは、友だちを集めることが重要です。LINE公式アカウントの性質上、配信は友だち追加しているユーザーにしか届かないため、友だち数を増やすことで多くのユーザーに配信を届けることができます。友だちを集める施策には下記のようなものが挙げられます。

■ 店頭POPや掲示物による告知
実店舗がある場合、店頭にポップやポスターを掲示することでLINE公式アカウントの存在、友だちを募集していることを知らせることができます。

■ URLや二次元バーコード発行
管理画面の「友だち追加ガイド」より発行したボタンやURLをWEBサイトや他のSNS、メルマガに記載することで友だち集めに役立ちます。

■ スタッフからの声がけ
店舗スタッフが来店したユーザーに声をかけて友だち追加を促すことも有効です。友だち登録特典などを用意しておくことで、登録を促しやすくなるでしょう。

■ 追加時にインセンティブ付与
友だち追加する際に、その場でインセンティブを付与することで友だちになるメリットが分かりやすいため、追加してもらいやすくなります。

■ 友だち追加広告を活用
広告出稿費は発生しますが、効率的に友だちを増やすことができ、新規ユーザーにアプローチできることが大きな強みです。

関連記事|LINE公式アカウントで友だちを効果的に増やす5つの方法

③配信内容を工夫し、集客・売上アップにつなげる

友だちになったユーザーには定期的に配信を行い、ユーザーメリットを提供しましょう。LINE公式アカウントで情報を配信するうえで、一番大切なことは「いつまでも友だちでいてもらえるようなメッセージ」を配信することです。効果的な配信のポイントは大きく分けて2つあります。

ポイント①友だち限定の情報があること
LINE公式アカウント限定のお得な情報を、最低でも毎月一回は配信しましょう。ユーザーに“友だち追加している意味”があると感じてもらうことで、顧客エンゲージメント向上につながります。

ポイント②配信の頻度を考慮すること
前述したように配信の頻度は週に一回程度が最適と言われています。配信頻度が高すぎると、煩わしいと感じられてしまい、逆に低すぎるとユーザーの記憶に残りにくいため、適切な頻度で配信をしましょう。

 

④効果分析を行う

LINE公式アカウントの運用開始後は、分析機能を活用し、今後の運用に活かしましょう。分析機能を活用することで「LINE公式アカウントの運用が健全な状態であるか」を判断することが出来ます。下記3つの項目は最低限把握しておきましょう。

■ 友だち数・ブロック率
継続的にメッセージを受け取る意志がある友だちかどうかを判断しましょう。企業について何かしらの情報を気にしている、つまり常連になる可能性が高い有効な友だちの数を把握することができます。

■ メッセージ開封率
メッセージ配信にどのくらい興味をもってもらえているか確認しましょう。各分析項目から、配信に対してどこまで内容を見てもらえているかを把握できます。つまり、友だちが内容にどの程度興味を持っているかの参考値になります。

■ クーポン利用率
クーポンが売り上げにつながっているかどうかを確認しましょう。利用率の高い内容を次回の配信に活かすことで効果的に売上につなげることができます。※実際の費用対効果は売上データと照らし合わせて頂くことが必要です。

関連資料|LINE公式アカウントですぐできる3つの分析~分析方法からデータ活用まで解説~

今回はLINE公式アカウントを導入する前に実施すべきことについて解説しました。LINE公式アカウント導入をご検討の方はぜひ本記事を参考に、ご準備いただけたらと思います。

また、「LINE公式アカウント導入のサポートをしてほしい!」「何から始めたらいいか分からない!」等のお悩みがございましたら、LINE公式アカウント正規代理店の弊社までお気軽にご相談ください!

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